写真の「MONTY 218Kamel J」はプロトタイプです。
販売車とは一部仕様が異なる場合があります。また、予告なく変更される場合があります。

MONTY社とは

本拠地はスペインのバルセロナ。
設立したのはペドロ・ピ氏。
元はオートバイメーカーのモンテッサ社で開発部門を担当。
トライアル競技用の自転車を開発したのがきっかけとなり、自転車によるトライアル競技をサイクルスポーツの一ジャンルにまで発展させました。それゆえ、バイクトライアルの創始者として世に知られています。

1984年に独立して現在のMONTY社を設立。国際自転車連盟(UCI)のBMXとTRIALSIN(=自転車のトライアル)の会長を務め、UCI の下で1983 年からヨーロッパ選手権を開催。 1986年には世界選手権へと格上げされ、スポーツの普及と発展に尽力しました。

1992 年に国際バイクトライアル連盟(BIU)設立の原動力になり、1992 年から始まったBIU 世界選手権バイクトライアルに、自らが開発したMONTY社の最上級機種221 を投入。見事に世界選手権シリーズ制覇を達成しました。

以来、今日までに多くのライバルメーカーとの熾烈な選手権争いを展開してきましたが、221 はいつの時代も成熟を重ね、トップに君臨し続け、これまでに世界チャンピオンを17 回獲得。
その原動力は、常に最先端を行くオリジナルのアイデアを投入する情熱に他なりません。

MONTY 社では、一般の自転車からMTB、オリジナル電動アシストバイクなどを生産する総合自転車メーカー。特に電動アシスト車ではスペイン国内で80%以上のシェアを獲得しています。
バイクトライアルで得た技術を活かして開発、生産、販売。初代社長に代わり、現在はペドロの息子でバイクトライアルの世界チャンピオンを12 回獲得したオット・ピが同社のジェネラルマネージャーとして活躍しています。

MONTY社とタイヤ

実はMONTY 社はタイヤに関してはスペシャリスト。
オートバイメーカーのモンテッサ社時代に、タイヤメーカーのピレリ社と共同開発したMT13 と言うオートバイのトライアル競技専用タイヤがありました。
このタイヤには、これまでなかった独自のアイデアが活かされていました。

通常タイヤはグリップの良さと、転がり抵抗少なさ、重量などが重要な要素。
重い車体を支える4輪用と違い、2輪用のタイヤは横から見たとき(二輪のタイヤでは縦に見たときも)、本体もブロックも、接地面が少なくなるように丸いのが特長。
特に自転車用タイヤは出来るだけ抵抗を少なくするように細く出来ています。
これでは平常時は問題なくても、滑りやすい路面ではスリップして当然と言えます。
これに対しピレリのMT13は、各ブロックの丸い表面を水平にカット。
これにより、グリップ力は格段にUP。
更にタイヤ両サイドにあるブロックを、中央のブロックよりも高くし、低圧走行時にはサイドブロックの先端がせり上がり、地面をつかむ効果を発揮させました。

ペドロ・ピのアイデアを盛り込んだピレリ製タイヤは、後にミシュランからX1 と言う、トライアル用として世界初のラジアルタイヤが80年代初めに登場するまでの約10年間、世界中の大会で大活躍をしました。

時は流れ、MONTY 社が自転車用タイヤを開発する際、自然な流れとしてピレリで行ったのと同じ手法を取り入れ、ブロックの水平カットとサイドブロックを中央よりも高くしました。
そうして出来たのがMONTY EAGLE CLAW 20x2.60(上級モデル用リヤタイヤ)と20x2.70(入門モデル用リヤタイヤ)。
重量、材質、強度などにおいて、これまでのどのタイヤよりも優れています。
それは発売以来、世界選手権を連覇することで証明。
実際バイクトライアル競技では、鋭利な刃物のような岩の上を、低圧で走行したりするのですから、最も厳しい条件をクリアしていなければ使い物になりません。
対パンク性(パンクに関する資料参照)は、どのタイヤよりも優れていると言えます。

このページの上部へ